マッドマックス３にあたる、サンダードームからは２７年振りになる作品だとのこと。

感想文を書くのだが、自分の場合は、観て、思い出したことを書いてく。ネタバレ注意。

・双頭のトカゲ

　双頭のトカゲをマックスが踏みつけてペロッと食べるシーンがあった。　

　東宝映画「ノストラダムスの大予言」のラストで、放射能の影響で、ミュータント化した人間の子供二人が砂漠の中で、蛇みたいなミミズみたいな生物を食べようとして奪い合うシーンがあった。のちにカットされたシーン。それを思いだした。

・食べ物

 今回のマッドマックスで飲食の場面はトカゲと、「母乳」と、ニュークスが虫を食べるところ。 水、油、ガソリンの「取り合い」が軸になってるところ、食べ物に関しては、軽めに描いてあるということと思う。

・マスターブラスター的な

　イモータンジョーの息子として、、大男のリクタス・エレクタス（Wikipediaによると認識障害なのだそうで）とベビーカーに乗ったとっちゃ坊やのコーパス・コロッサスが出てくる。サンダードームのマスターブラスターの成り立ちとは似ている。

・ギター弾き

　戦意を鼓舞する意味でいるのであろう、ギター弾き野郎。赤い衣装で、エレキギターの先から火が出る。変な覆面をかぶっていた。コミック「バジリスク」の筑摩小四郎の目を負傷した後の姿をなんとなく思い出した。Wikipediaを読んだ（映画鑑賞より後）ところ、ギター弾きは、盲目であり、かぶっているものは母親の皮なんだとか。なんか、凄い設定だ。

・説明が最小限

　映画として説明が最小限というか、それ未満というか、そぎ落とされているのだ。だからいくらか補完してみることにはなる。「この人ももとはイモータンの妻なんだよね、きっと」「獲物の燃料爆発しちゃったので、追うのやめちゃったんだ」など。

・元気が出る

　全般的な感想としては「元気が出る」「元気がもらえる」映画だったなぁと。