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芝居


鼬 観た

  • いわいまさか
  • at 2014/12/08 06:36:11

2014年12月7日(日)
14:00~
世田谷パブリックシアター

「鼬」を観た。

[作] 真船豊
[演出] 長塚圭史
[出演] 鈴木京香/白石加代子/高橋克実/江口のりこ/山本龍二/峯村リエ/佐藤直子/塚本幸男/赤堀雅秋

東北弁
 基本、東北弁なので、ヒアリングが大変なのだ。

 相手や誰かを呼ぶそのことばが、人名なのか、人称なのか、関係を表す言葉なのか、身分なのか、比喩なのか。
 そして、それは、どの程度のことを表すのか。
 聞き取るのが大変なので集中してみた。

 題名の鼬は、こずるいやつをあらわした比喩。
 芝居を通してみると、鈴木京香演ずるおとりのことを言ったものなのか、はたまた、出てくる人全員のことを言ったものなのか。

暗い
 一貫して、照明は暗かった。なので、よく見なければいけない。東北弁と合わせて、集中させる要因。

伏線
 伏線がはってあるようで、それでいて、芝居の通常のよくある方向には、回収されないのだった。
 「そんなやつに、大金をまかせて平気なのか」といった場合、
 「やっぱり、問題が起こる」かと思いきや
 「そこでは、問題は起こらない」のだった。

鈴木京香「おとり」
 人絹の着物
 他の登場人物との対比
 鈴木京香自身のオーラ
 などなどで

 「艶やか」なのだった。

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