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映画:TENET

  • いわいまさか
  • at 2020/9/30 06:36:19

2020/09/30 20:10- 渋谷TOHOシネマズ
映画TENETを観た。映画の感想なのでマジ、ネタバレ必至。

最近はコロナ禍の影響があり、ナウオンな映画が手薄なのだ。そんな中、TENETは観てみたい映画だった。

映画を見る前にTENETの情報はみないようにした。
だが、クリストファー・ノーラン監督についてはwikipediaで調べてみた。自分の見ているのは、
インソムニア
バットマン・ビギンズ
ダークナイト
インセプション
ダークナイト・ライジング
インターステラー
ジャスティス・リーグ
とか。

インソムニアのぼーっとした雰囲気と、ダークナイトがいわずもがなのとても面白いことと、インターステラーのSF的謎的出だしの中、最後のあたりでファンタジーに急ハンドル切ることを思いだす。「TENETって謎多そうだが、ファンタジーなのかなぁ」

TENET本編。

冒頭から不穏な音楽だと思うと、オーケストラのチューニングで。しかも、音合わせにいってねえし。突如、爆音風な低音サウンド(チューバっぽい)でテロのはじまり。効果音楽なのか、リアルの音なのかちゅう話だ。ドアタマからの緊張感大事件と「誰が主人公」的なところはダークナイトを思い出す。

そして、拷問のシーン。拷問こぇー。ここなら人はこない的な。音立てても、列車の音がうるさいのでばれない的な。いやいや貨物列車だって運転手はいるでしょ的な。

そして、女性研究員の説明による、「時間逆行」オーパーツ的な技術と、それでも、本人の意思でコントロールできるという。主人公は最初から、結構できちゃう的な。いきなりのファンタジー宣言。そして、もしかしてもしかして「タイムマシン物」かもっていう。

まぁ、ファンタジーと決まれば、映画は「お化け屋敷を楽しむ」ように楽しむしかないのだ。「この後は、これが出るのか~」「これがこれだったのかぁ、そうなんだ~」てな具合で。

そして、この映画では何かひっかかるところがあるとそれはあとで、「タイムマシン」的に回収されるのだった。
「あら、追及が淡泊」
「突然のバードストライキング的な」
「この車は何なの」

「TENET」は山本山的な前からよんでも後ろから読んでも同じなのだと自力で気づいた。映画を見終わった後、TENETのwikipediaをみたら、SATOR AREPO TENET OPERA ROTAS が回文なんだと。

最後のあたりの、「爆破される前に盗んじゃえ大作戦」では、すげぇー、戦闘っぽいけど、敵が描かれてないのだった。

そして、なんで、あんなに(タイプでもなさそうな)人妻とひかれあっちゃうかなっていう。。。

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