足跡姫を観た。
2017年1月22日(日)14:00
池袋・東京芸術劇場
NODA・MAP 第21回公演『足跡姫』~時代錯誤冬幽霊~
時代錯誤冬幽霊には「ときあやまってふゆのゆうれい」とルビがふってある。
キャスト
宮沢りえ 妻夫木聡 古田新太 佐藤隆太 鈴木杏 池谷のぶえ 中村扇雀 野田秀樹
なんといっても、役者の布陣がすごい、ネットでは「NODA・MAPゴールデンキャスト」とうたってあった。
女歌舞伎の踊り子の姉(宮沢りえ)と筋を書いてる弟(妻夫木聡)のきょうだいの思い
と
倒幕を狙った由井正雪(古田新太)の残思念などが絡み合い、足跡姫が現れる。
劇中、「ファンタジーはやってられない」みたいなセリフがあったが、全体的にファンタジー作品。
http://www.nodamap.com/ashiatohime/
には、あるように、この芝居は、野田が思う「勘三郎へのオマージュ」なのだ。観てからこのことは知った。このことを知ると、いくらか、納得感が増した。
あとは・・・
宮沢りえ、細い。
古田新太の死体がムクリと起き上がるシーンは他の芝居でも何度も見ているような。
佐藤隆太、舞台映えがよい。
野田秀樹、元気だ。