2015年1月12日(月・祝) 後楽園ホール レジェンドプロレスに行った。
http://legendtheprowrestling.com/fightcard/
■石井智宏&齋藤彰俊 VS 関本大介&高岩竜一
やたらゴツゴツした試合だった。石井VS関本で言えば体は関本の方が大きいが、エルボー合戦、チョップ合戦でいうと石井の方が2枚ぐらい上だった。あるいは、そういう風に石井がみせていた。このあたりは直接対決ならでは、わかるところ。
■藤波辰爾&金本浩二&LEONA VS NOSAWA論外&MAZADA&FUJITA
リング上の最後は、LEONA対NOSAWA論外。LEONAがまるめこみ×2回、逆さ押さえ込みと連続。NOSAWA論外が超高校級ラ・マヒストラルで切り返して勝つ場面を予想したが、そのまま、スリーカウント。
LEONAが始めて自力で勝った試合だった。つまり、NOSAWA論外が、LEONAに初めてフォールをとられた選手になった。さすが、NOSAWA論外。ふところが深いというか。 LEONAは藤波辰爾の息子ね。日本人だけなのにアルファベット英語表記が多い。
■長州力&初代タイガーマスク&貴闘力 VS 大仁田厚&矢口壹琅&保坂秀樹
メインイベント。大仁田陣営が有刺鉄線ボード×2枚と有刺鉄線グルグルバットを持ち込む。その後、流れたアナウンスによると、「凶器使用OK」なルールだという。お決まりフレーズの「レフェリーが特に危険とみなしたもの以外・・・」の部分はなかった。詳しい経緯は知らないが、長州サイドあるいは運営サイドから見ると「大仁田には凶器、使わせてやれば、いいじゃないか」「俺らは凶器を持ちこんだりしないけど」「反則をなぜとらないとかめんどくさいし」「反則裁定で決着もよくないし」ということか。
後半には大仁田もお返し、貴闘力が赤鬼状態。
長州が凶器(机、バット)を持つとすごく、怖い。「凶器使用OKルールなんだから、そりゃ使うよ」的な。
有刺鉄線ボードを椅子4つの上にせっせとセッティングする矢口と保坂(1回目)。 長州と貴闘力のブレンバスターで大仁田がやられる。
有刺鉄線ボードを椅子4つの上にせっせとセッティングする矢口と保坂(2回目)。長州力の「おまえがひとりでやれ」(無言の声)を受け、貴闘力が保坂をボードへのノド輪落とし。スリーカウント決着。
■試合後のマイク
やたら貴闘力にもの申す大仁田に律儀に返す貴闘力。
大仁田「引退するんじゃない、1対1で電流爆破で戦え」
貴闘力「オレは3試合でやめると決めたんだ」
大仁田「おまえ長州に似ているな、見分けがつかないうちに試合が終わっちゃったぞ」
貴闘力「似ているとはよく言われる、今日も駅でいわれた。10回くらいまちがわられた」
大仁田「おまえのところの焼肉はうまいぞ」
■最後のシメ
大仁田
「なんでレジェンドプロレスのシメをオレがやってるんだ」
「長州力は最後だけ来て、おいしいところ持っていきやがって」
「それではみなさん、ご起立ください」
「1・2・3 ダーーーッはやめろ、テンションさがるから」
会場全員「1・2・3 ファイヤー!」
以上