RSS

 

RSS


 トランプを二つ折りして輪ゴムでとめていくと、立体を形づくることができる。
 参考記事 パ:トランプ輪ゴム

  トランプの折り目が正三角形にくんで安定するところを基礎構造としている。だから、すべての面が正三角形でできてる立体=デルタ多面体を作ることができる。
参考 デルタ多面体 - Wikipedia
 凸のデルタ多面体は全部で8種類ある。それは全部、トランプ輪ゴムで作ることができる。

 他に何か、トランプ輪ゴムでできないかなと考えたときに菱形12面体を思いついた。

 菱形を三角形2個で作ればいいのだ。しかし菱形12面体用のひし形は正三角形2枚ではない。正確に作るためには、違う大きさのトランプを混ぜる必要がある・・・。

 のだが、まぁいいやということで同じ大きさのトランプで菱形12面体の構造をまねして組んでみた。すると次の多面体が組みあがった。

 で、これは何かというと言ってみればデルタ24面体。8種類のデルタ多面体に含まれていない。それは凸多面体ではないから。

 トランプで歪むからできているのか?というとそうではなくて、きちっと正三角形で組める。ただし、凸ではない。
 
 サイコロの各面にピラミッド6個(正三角形4枚のもの)を貼り付けた形。
 他のトランプ輪ゴム立体より、表面の密度が高い印象。

 簡単に安くできるのでご興味の方はぜひ作ってみて。


  • コメント (0)
  • トラックバック (0)
トラックバックURL :
http://www.iwai-masaka.jp/tb.cgi/54890