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プ:行数減らす

  • いわいまさか
  • at 2010/4/02 16:27:35

 新入社員が入ってきた。

 彼らの研修用に「よくあるバグの話」をすることになっている。去年もその前の年も同じテーマで話したと思うが内容は毎回変っている。で、今年は、何を話すかだ。

 バグなんてよくあることだ。

 一方、オレはバグが少ない方だ。数量評価されたこともないので、まぁ雰囲気モノではあるが。

 バグを出さない方法はプログラムを書かないことだ。これは真理。

がそうもいってられないので。

 1000行のプログラムの中のバグは100行のプログラムの中のバグの10倍か、あるいはそれより多い。

 つまり、バグを減らすには行数を減らすといい。

 行数を減るということは、プログラムがまとめられているということ、集約が進んでいること、データ化されて見通しがよくなっているということ。

 もちろん、行数を減らすためにバグを入れると「本末転倒」だが。

その方法として思いついたことを羅列すると

1.まず、捨てる、削る。
  未使用変数は削除、不必要な関数は削除。寝言みたいなコメントは削除。寝言ではないど、あたりまえのコメントも削除。#if #ifdefも積極的に削除。不要な分岐も削除。

2.同じものはどんどん集める。

3.扱いにくいものは専用の入れ物を作る。

 基本、部屋の整理術といっしょだ。

 部屋のゴミはゴミ出す日をまもらなければならなかったり、リサイクリにも金がかかったり、燃やしたり、有害物質が出たりしてたいへんだ。

 でも、プログラムコード棄てるのは、しゃきっと削ればいいだけなので、簡単だ、ラッキー。

 ガンガン、棄てよう。あっ、でも要らないものだけね。

 要らないものと要るものが混ざってるときは別けて棄てるといい。

 別けるのに手間をとられるときはある。

 別けるのに手間を取られないようにするには最初から主旨、方法、毛並みの違うプログラムはわけて作っておくのがいい。

 いや、なんだか、あたりまえのことを書いた。


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