社内の新人研修が始まっている。いわいも、数日後に1コマの講義枠を任されている。内容は仕切ってる人の指定でプログラミングのバグネタ。
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バグに関するフレーズで思いつくものを並べてみた。
「プログラムにバグはつきもの」
プログラムを作っていくと、バグが入るという事実を述べている。「あぁ~バグを入れてしまった~」という悲観的な人にはなぐさめのコトバ。「こんなんで、できてるんじゃん」といういい加減な人には戒めのコトバ。
「バグ多いってことはその分プログラム作ってること」
作ったプログラムの量にバグが比例すると仮定すると、たくさんプログラムを作った人はバグも多いことになる。実際は、そう単純なものでもないが、少なくともプログラムを作ってない人はバグがゼロなのは確かなわけで。よく働いた人の労をねぎらうコトバ。
「デバッグ嫌いはバグ好き」
デバッグ嫌いということは、は相対的にバグ好きということになるので要注意。「デバッグ嫌いなので、設計をちゃんとしてバグを出さないようにしている」という鉄人的なことを言う人もいるが、本当にそれが実現できてるかどうかは怪しんでみる必要がある。
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3つ並べてみると、まるでバグを肯定してるようにも見えるがそうではなく。例えていうなら、柔道で、最初に受身の練習をするのと同じような感じだと思う。
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ひとりの新人にどんな話が聞きたいかをたずねたみた。返ってきたこたえは「バグを出さない方法が知りたい」だった。それは、頼もしい。柔道でいえば「大会で優勝したい」ということかなぁ。