パズル的な鏡の話「左右だぁ、上下だぁ」などと、盛り上がったときに関連する事項として書いた記事が以下。
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上下左右前後の順序性
3D物体の姿勢記述に関して上下左右前後の3方向は対称ではない。順序関係がある。よく使うオイラー角のパターンに関して記述。
(オイラー角での表し方は一通りではない。)
①ローリング成分
前後を軸にした回転
人間の首に例えると「かしげる」
競輪場のバンク
自動車では、右側だけに太った人が乗ったとき
たとえば2度傾ける。
②ピッチング成分
左右を軸とした回転
人間の首に例えると「見上げる、うなずく」
自動車では坂道のぼりおり
例えば5度傾ける。
③ヨーイング成分
上下を軸とした回転
人間の首に例えると「振り向く」
自動車では、向かう方角を帰る。
例えば、135度回して北西に向かせる。
ここでのモデルは「自動車が透明のスーパーボールに塗りこめて入っている」「三方向に回す機械が土地に固定でついている」
ことのき①②③の順番に回す必要があります。
例えば、
「東向きで登り坂5度」を実現したいときには
②をやってから③をやります。
5度上向けたあと90度回して東向き。
③をやってから②をやると
自動車が変な方向に向きます。
東に向けてから5度上向けると車が横倒しに。
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①ローリング成分はZ
②ピッチング成分はX
③ヨーイング成分はY
とアサインされることが多い。
アルファベット順のXYZ(またはそれの逆順のZYX)にはならない。
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転ばぬ先の杖としてざっくり言うと、
「3DのデータやプログラムはXYZ順になってるとは限らないからねぇ~」ということ。