「原本を持つ」法
プログラミングのひとつの方針。コネタ。みなさんのどこかの場面でお役に立てれば。
「情報はできるだけ元のまま、もっておいた方がいい」という話。
例:30カウントでアニメ表示を止めるというような場合
①これでもできるけど・・・
sturuct
{
m_cntdown;
******
};
アニメの表示始めで
m_cntdown=30
と設定し、毎回のループで
m_cntdown<=0 や m_cntdown<0 の判定でアニメの表示をやめる。
/////
②原本を持つ方法
sturuct
{
m_lifetime;
m_startcnt;
};
m_lifetime=30; と初期化で設定。
アニメをスタートしたときのマスターカウントを記録しておく
m_starcnt=GetMa
そして、
GetMasterCount(
/////
①の場合は、「あと9カウントあるけど、どんだけいままで表示してるんだっけ?」がよーく考えないとわからない。上のソースだけ見ているとわかるように思うが実際にコードはいろんなところに散るので。
②の場合は原本のm_lifetime=30を持っているため、デバッグ時にストラクチャの中の値とマスターカウントを見れば「全30カウント中の今21カウント目なんだ」とわかる。
②に比べて①は不親切あるいは脆弱といえる。
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いいかえると、元々の性質・諸元表と、実行時の表現・変数は別に持てよということ。
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※この方針は時にメモリの量や実行スピードとはトレードオフ状態になるときがあるのでその点は注意。