先週の「パ:直角三角形×5=正方形」をインターンシップの方に「どう?」と進めたら、数分で解いてくれた。ウ~ン、いいテンポだ。 ということで今回も似た路線の二次元図形の問題。
問題
正五角形を合同図形に5分割します。分割後の図形は左右対称です。
下の図の二つとは別のパタンを見つけてください。
「合同分割した後の図形1個に着目して、それが左右対称だ」というパタンを求めようとしています。それだと解はあと1パタンと判定しています。
解答発表は10月12日(金)予定です。それとは、別の解がある場合は、また、コメントをお願いします。
はじめまして。
無数の解パターンを生み出す方法は実に巧妙ですね。感動しました。
ところでちょっとご質問なんですが、知り合いがパズルの文化史に関する研究をしておりまして、上の問題のように「解を無数にもつ」パズルの起源について調べております。
具体的には解が無数にあることを作者が「意識して」作っている最古のパズルとは何かが知りたいそうのなのですが、もし何かご存知でしたら教えて頂ければ幸いです。
稲葉直貴さん、コメントありがとうございます。歴史はとんと疎いです。この質問はパズル懇話会に流してみます。
入会案内HPは http://pzkn.see
ありがとうございます。
それは話が早いですね。というのもその知り合いもパズル懇話会に入会しているはずなので。何はともあれよろしくお願いします。
稲葉直貴さん、それはどこか「ねずみの嫁入り」みたいな。 質問はMLに流しておきました。
いわい考察
「タングラム」という題材ならば、「過去に見たことあって自分でも作ってみた」「これ売れてるのか真似して作ってみよ」という因果関係がなりたちます。
「無限解」という題材では、その傾向が少ないように思いますので、「歴史上初」はあっても「起源」でなはないかも。
稲葉直貴さんwrote;
>ところでちょっとご質問なんですが、知り合いがパズルの文化史に関する
>研究をしておりまして、上の問題のように「解を無数にもつ」パズルの起
>源について調べております。
>具体的には解が無数にあることを作者が「意識して」作っている最古のパ
>ズルとは何かが知りたいそうのなのですが、もし何かご存知でしたら教え
>て頂ければ幸いです。
意識して作られたものは、ペンローズ・タイル(1974年)が古いかな?
意識的ではなかったと思われるが、中世のイスラム建築でペンローズ・
タイル模様と同じものがすでに使われていたらしい。
多くは意識しなかったけれど、無限解の解が見つかる場合が多いのでは
ないでしょうか?
そのようなものを、私も1970年代にひとつ見つけました。
「4x5長方形の正方形への裁ち合わせ」です。
#新しい人は無限解を探してください;)
改組前の旧パズル懇話会へ入会して最初の発表だったように思います。
>「4x5長方形の正方形への裁ち合わせ」です。
#新しい人は無限解を探してください;)
補足です。最少片解での無限解のことです。
一つの図形からなるペンローズタイルの性質を有するものはまだ見つかっておらず、また存在しないことの証明もできていないという話をきいたことがあります。もし見つけたら大発見ですね。
厳密に解が定まらないなぞなぞのようなものでも構いません。作者が解が多数あることを意識して「~のようなものを一つ挙げよ」という形式で出題がなされているものを探しています。
百年以上前にもありそうなんですが、どうなのでしょう。
分割方法は無数にありますね。